こんにちは^^
今日は石屋の道具の中で、一番出番が多いといっても過言ではない、
截頭(せっとう)という道具の柄の部分を作りました。
截頭
とは、主にノミやタガネ、コヤスケといった、石を加工する道具を叩くのに用いる、金づちを一回り大きくしたような
ハンマーの事です。
先日、その柄になる木材が手に入り、元々の柄も割れが来ていたので、
作り変えることに。
ナタや金ヤスリで木材を削っていき、穴に合うように作りました。
柄の太さや長さ、曲りなど、人それぞれ好みがあり、
自分に合った柄を作る、大事な仕事の一つです。
ところでこの「截頭
」という道具の語源、石工実用辞典という石屋専門用語集によると
確定的な語源は無いらしく、截頭
の他にも石頭、接頭、切頭、石刀、切刀など様々な当て字があり、
正解は無いそうです。
個人的には「石刀」がカッコイイんで気に入っていますw
コバヤシコウタ。